~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐

20歳で口蓋化構音が見つかり試行錯誤しながら克服。口腔外からの舌調整法やS-R touchを通して口腔顔面の持つ可能性を探求してます。 特技は瞬間発音調整、楽器演奏時の舌の動きの瞬間調整。

(報告)STセミナーin 福岡 開催

今年も福岡県で言語聴覚士のためのSTセミナーを開催いたしました!

 

STセミナーを始めた頃はほとんどなかったセミナーも

ここ数年でST対象の筋骨格や徒手療法の研修が増えてきましたね♫

(STさんが学ぶ機会が増えるのは嬉しいです)

 

5年前に考えていた

「もっとSTさんが筋骨格のことを学べる機会が増えたら良いのに」

という願いは叶ったので、

 

私はこれから自分がやりたいテーマをどんどん追求していくことにしました。

 

私自身、ずっとテーマにしたいと思ってた、

よりレベルが高い内容に今年からチャレンジします!

 

全力で二日間取り組んだ結果、

最高に楽しく、皆さんの進化を体感した二日間となりました。

Image may contain: one or more people, people sitting and indoor

 

今回は福岡、熊本、長崎、広島と様々な県から受講申込みがあり、

久しぶりに受講者全員がSTさん♫

(PTさんや歯科衛生士さんが受講されることもあるんです)

 

しかも今回は10年目以下の若いセラピストさんが多かったですね。

 

STセミナーも今年で5年目を迎え、

今回から内容を大きく変えました。

(かなり難易度が上がってますが、その分終わったあとの成長度も格段に高いです)

 

以前から症例をみたいという要望があったため、

私自身が維持期でのリハビリで関わっている利用者さんの

(発症からけっこうな年数が経過している方も)

介入による明らかな変化を写真で提示させて頂きました。

 

初日の午前中、基本となる評価、介入の考え方について講義を行い、

 

また実技では

去年までは安静時におけるセラピスト主体の手技を中心にお伝えしていましたが、

 

今回からは「刺激に対する反応」をテーマに

動的な場面で相手の反応を引き出していく難易度の高い実技を

多く練習しましたね!

(難しい内容なのに、ほんと私の予想を上回る成長スピードに驚きの連続でした)

 

おそらくセラピストとして10年、20年かけて獲得していくタッチの入り口に

この二日間で立てたと思います。

 

この二日間を体感した1年後と

体感していない1年後では大きく差が開いているでしょう。

 

たとえば胸郭に対するアプローチ

一見、単に呼吸介助を行う様に胸郭に対してアプローチを行っているようでも

セラピストの刺激に対する相手の反応を捉えながら介入できると、

その瞬間「今、呼吸が楽になった」と受け手がしっかり実感されていました。

 

また、風邪が治っても声のかすれが残っていた方は

胸郭の誘導方向によって

声のかすれが強くなったり、声がクリアになるのを体感できましたね。

 

2週間前に理学療法士の方向けに「刺激に対する反応」というテーマで

タッチの質向上の勉強会を行いましたが、

その時に体感してもらった座位や立位からの上肢の促通を

今回も皆さんに体感してもらいました♫

(PTさんからも臨床での嬉しい変化の声が届いています♫)

 

おもしろいことに

そのアプローチを体感する前は、相手に触れると

硬い手の印象が相手に伝わっていた方が、

5分程度の立位バランスに対する介入後は

相手に触れた瞬間に、

柔らかく相手がリラックスできるタッチになっていました。

(触れられた方が1番びっくりしてましたね)

 

セラピストの体が変わったら

相手の反応がここまで違うのかってのを皆さん体感できましたね。

 

セミナー2日目になると益々、手の感覚がよくなり

頭頸部の回旋運動の練習を行っても

 

実技を受けているセラピストさんは

自分が相手から頭を動かされているという感覚はなくなり

お互いが一緒に動いている、

 

もしくはセラピストの手が動くよりも先に

自分の頭が勝手に動いていくという感覚まで到達できた方もいました。

 

この内容をやってほんとに良かったと思うし、

なにより私自身が、皆さんが別人のように進化していくのを感じ

最高に楽しかったです!

 

さらにセミナーが終わった翌日から皆さん臨床がスタートしていますが

さっそく嬉しい変化をどんどん報告してくれてます。

 

20分や40分の介入の中で

丁寧に評価⇒介入⇒再評価を行い

その時間の中でも嗄声が減った方、

舌の動きが良くなった方、

口が開かなかった方が開くようになった方

ちゃんと患者さんの変化が分かるようになった方など

(反対にこれは難しかったという声も大歓迎です!)

 

この様な報告を聞いていると

改めて今回の評価、介入の基本となる考え方の講義、「刺激に対する反応」というテーマでの実技を行って良かったと実感しました。

 

皆さんの成長スピードと

どんどん学びたいという意欲を感じ、

来月からフォローアップ研修を行うことに決定!

 

どんどん自分の体をレベルアップさせていき、

一緒に成長していきましょう。

 

 

言語聴覚士 

奥住 啓祐

 

 

 

 

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○紹介

私も訪問やデイサービスでの初期評価時に活用させて頂いている

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今年も全国で
言語聴覚士のためのSTセミナーを今年も開催予定です。

各会場の申込み受付はLINE@登録者から優先的に受け付けを行います。
 
(STセミナー予定)
5月20日、21日   福岡県     終了

7月1日、2日    大阪      今週末より受け付け開始
8月19日、20日   場所検討中

9月2日、3日    愛知県     残り8名

9月30日、10月1日 札幌(未確定) 受付準備中

10月14日、15日  仙台(未確定) 受付準備中

1月27日、28日  沖縄(未確定)  受付準備中
  

詳細は下記の記事をご参照ください。

st-keisuke.hatenadiary.jp


(ST受講者の声 13年目 言語聴覚士)
私自身、疲れてくるとむせたり、飲み込みにくく舌骨上筋群の硬さが辛かったのですが、2日間のセミナーが終わる頃には、硬かった緊張も緩み、楽になりました。
臨床では以前から、〇〇が出来ないから〇〇の訓練をすることに疑問を感じていました。セミナーを受け、少しは胸から上だけでなく、体全体を見れるようになったのでは。体の事に関心がもてたのでは?PT.OTとも話ができるかな。
また効果が短時間で出たことは驚きました。人数もちょうど良く、先生が丁寧にまわって教えてくれたこと、先生のスピリチュアル的な話が聞けたことも良かったです。
 
(6年目 言語聴覚士
セミナー受講前は筋を触ることに抵抗があった。PTさんと患者さんについて議論する自信がなかった。身体と声、嚥下の分析ができないことなど困っていた。
今回、まず「考え方」の練習をいっぱい出来たことで、評価していく視点が明確になった。また効果を”自分の体”で実感出来たことは期待以上でした。
 
[ 9年目ST]
構音障害のある方に対して、教科書的な訓練を行っていましたが、良くなりきらない方が多く、あまり手応えを感じにくい状態でした。
今回のセミナーは自身の考え方ががらりとかわる内容でした。すぐにでも臨床に試したい内容で明日からの仕事が楽しみになりました。
自分自身の声や姿勢が変わった事、自身の腹部を意識できた事、もっと体の動きや変化に意識を向けなければならないこと、視点が変われば様々なアプローチがあることなどの事を実感できました。
 
奥住啓祐
言語聴覚士 メンタルヘルス
 
過去開催したセミナー
言語聴覚士のためのSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症
・デイサービスの職員向け研修 (サービスの質向上のためには)

訪問看護ステーションの職員向け研修(摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
パーキンソン病と摂食嚥下障害

・PTさん向けセミナー「刺激に対する反応」~タッチの質向上~

29年度STセミナー

今年も言語聴覚士のための

「STセミナー」開催いたします。

 

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今年でSTセミナーも5年目。

これまで多くの言語聴覚士の方にご参加頂きながら

毎年講義の内容も実技の内容もバージョンアップしています。

 

特に今年は臨床における原因分析について内容を深めつつ

実技はよりシンプルにしていきます。

 

摂食嚥下障害や構音障害に対するリハビリテーションでは、

頭頸部が受ける「全身からの影響」も考慮しながら評価及び訓練を行う必要がある事の研究を続けてきました。

学校で学んだ解剖学だけでは上記知識は得られず、

言語聴覚士が身体全体から摂食嚥下障害や構音障害を捉え、

PTやOTと協力しながらリハビリテーションを行う事が重要であり、

SEO財団の「言語聴覚士向けの研修」で、その知識と技術を習得して頂きます。

 

 多くの方が日々の訓練の仕方について疑問に持ち、

 試行錯誤しながら悩んでいます。

 

○過去4年間のセミナー開催を通して分かった、経験年数に関係なく、多くのSTが抱える悩み

・構音障害患者に対して教科書的な訓練を行ってきたが、手応えをあまり感じにくい状態だった。(9年目ST)

・「声がかすれるから声を出す練習」「呂律不良感があるから発音の練習」だけでよいのか悩んでいた。(13年目ST)

・頭頸部の筋力トレーニングや頸部のストレッチ等の局所的なアプローチでは効果が感じられにくい。 (6年目ST)

・頸部が伸展していたり、筋肉が固い方に対して、頭頸部に対するストレッチや指圧だけで限界を感じていた。(3年目) 


                  「セミナー受講後の声」

・介入の効果が短時間で出た事に驚いた。胸より上だけでなく少しは体全体が見られるようになった。(13年目)

・体全体をみて、訓練前のコンディショニングに目を向けるようになった。(5年目)

・様々な部位から「発声、口腔器官の動きやすさ」まで影響を受ける事を実感でき、驚いた。(6年目)

・アプローチの効果を自分の体で感じながら、「考え方」の練習をいっぱいできたことで、評価していく視点が明確になった。(6年目)

・セミナーが始まり、一瞬で自分の声が変わった事に驚いた。自分の中に無かった新しい考え方やアプローチの仕方ばかりで、初日はパンクしそうだったが、2日目の受講が終わる頃には、自然と自分の中で府に落とす事ができた。(3年目)

 

 

    何を学べば良いのか
 ここ数年、言語聴覚士向けの技術セミナーも増えてきましたが、上記の様な悩みを抱える方に今必要なのは手技だけではなく、「評価の考え方」です。

      

 ここで言う「評価」とは、普段皆さんが行っている、AMSDや嚥下機能評価において、

 何かしらの機能低下が認められた場合、その原因を掘り下げ、分析していく事ができる専門的スキルを指します。


 要するに「ムセ」の原因、「嗄声や呂律不良感、舌の機能低下」の原因など、現象が起こっている原因の評価をするための基本的な考え方を学ぶ事が重要になります。


 手技を覚える事も大切ですが、前提となる基本的な 考え方(評価)が抜けていると、望む結果が得られなかった場合に思考が中断してしまい、他の手技を探し 続ける事になります。

 

 また実技では「刺激に対する反応」をテーマに難易度の高いものを練習していきます。実技を通してさらに、全身のつながり、介入によるその瞬間の変化を捉える練習を行います。

 

「STセミナーの内容」

(座学3時間、実技7時間)
・なぜSTが全身をみる必要があるのかを知る
・実際に頸部、骨盤、下肢などに介入し、検証していく
・触診、視診する為に必要な知識と技術を習得していく
・学んだ事を統合し、嚥下や構音へ応用する 方法を習得していく

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●評価を行うための実技を中心に行います。
ヨガマットかバスタオルをご持参下さい。


「今回の到達目標」
① 原因分析の考え方を、AMSDの結果を 掘り下げる事で説明できる。
② 上肢、下肢、体幹などに触れ、摂食嚥下機能のベースとなる呼吸機能や頭頚部の状態を評価できる。
③ 専門性を活かしたポジショニングの評価ができ、他職種に説明ができる。
④効果的な触診を行うための考え方が理解できる。

 

 
(STセミナー予定)
5月20日、21日   福岡県     終了

7月1日、2日    大阪(未確定) 受付準備中
8月19日、20日   場所検討中

9月2日、3日    愛知県     残り8名

9月30日、10月1日 札幌(未確定) 受付準備中

10月14日、15日  仙台(未確定) 受付準備中

1月27日、28日   沖縄(未確定) 受付準備中

 

 

講師:奥住啓祐  言語聴覚士  

国際医療福祉大学卒業後、回復期病棟、外来、通所、訪問など経験。

現在SEO財団で疾病予防に関する調査研究を行いながら、デイサービスや訪問での言語聴覚療法を行っている。

 

参加費:32,000円

 

対象:言語聴覚士
定員:先着12名
過去、経験年数1年目~17年目までの言語聴覚士の方に参加頂いています。

 

(申込み先)          
① 名前 ②職種と施設名 ③経験年数
④当日連絡が取れる電話番号
を記入の上、

タイトルに会場名を明記のうえ

seo.stseminar@gmail.com   

までご連絡ください。

 

今年はSTセミナー以外での講師活動も多数予定しているため

各地域で何度もセミナー開催を行えるか未定となっており、

地域によっては1年後の開催となる可能性もあります。

ぜひこの機会に御受講ください。

 

また実技を中心に行うため定員12名と少なく設定しています。

お早めに申込みされることをお勧めいたします。

 

 

 

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奥住啓祐
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過去開催したセミナー
言語聴覚士のためのSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症
・デイサービスの職員向け研修 (サービスの質向上のためには)

訪問看護ステーションの職員向け研修(摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
パーキンソン病と摂食嚥下障害

・刺激に対する反応~タッチの質向上~

〔告知〕STセミナーIN愛知 募集開始

今年も愛知県で言語聴覚士のための

「STセミナー」開催いたします。

 

ちょうど一年前に開催した時は

2週間経たずにキャンセル待ちとなりましたが

今回も募集開始前からすでに4名の申込みがあり

前回よりも早く定員に達するおそれがあります。

 

皆さんにお会いできるのを今から楽しみにしています!

 

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今年でSTセミナーも5年目。

これまで多くの言語聴覚士の方にご参加頂きながら

毎年講義の内容も実技の内容もバージョンアップしています。

 

特に今年は臨床における原因分析について内容を深めつつ

実技はよりシンプルにしていきます。

 

摂食嚥下障害や構音障害に対するリハビリテーションでは、

頭頸部が受ける「全身からの影響」も考慮しながら評価及び訓練を行う必要がある事の研究を続けてきました。

学校で学んだ解剖学だけでは上記知識は得られず、

言語聴覚士が身体全体から摂食嚥下障害や構音障害を捉え、

PTやOTと協力しながらリハビリテーションを行う事が重要であり、

SEO財団の「言語聴覚士向けの研修」で、その知識と技術を習得して頂きます。

 

 多くの方が日々の訓練の仕方について疑問に持ち、

 試行錯誤しながら悩んでいます。

 

○過去4年間のセミナー開催を通して分かった、経験年数に関係なく、多くのSTが抱える悩み

・構音障害患者に対して教科書的な訓練を行ってきたが、手応えをあまり感じにくい状態だった。(9年目ST)

・「声がかすれるから声を出す練習」「呂律不良感があるから発音の練習」だけでよいのか悩んでいた。(13年目ST)

・頭頸部の筋力トレーニングや頸部のストレッチ等の局所的なアプローチでは効果が感じられにくい。 (6年目ST)

・頸部が伸展していたり、筋肉が固い方に対して、頭頸部に対するストレッチや指圧だけで限界を感じていた。(3年目) 


                  「セミナー受講後の声」

・介入の効果が短時間で出た事に驚いた。胸より上だけでなく少しは体全体が見られるようになった。(13年目)

・体全体をみて、訓練前のコンディショニングに目を向けるようになった。(5年目)

・様々な部位から「発声、口腔器官の動きやすさ」まで影響を受ける事を実感でき、驚いた。(6年目)

・アプローチの効果を自分の体で感じながら、「考え方」の練習をいっぱいできたことで、評価していく視点が明確になった。(6年目)

・セミナーが始まり、一瞬で自分の声が変わった事に驚いた。自分の中に無かった新しい考え方やアプローチの仕方ばかりで、初日はパンクしそうだったが、2日目の受講が終わる頃には、自然と自分の中で府に落とす事ができた。(3年目)

 

 

    何を学べば良いのか
 ここ数年、言語聴覚士向けの技術セミナーも増えてきましたが、上記の様な悩みを抱える方に今必要なのは手技だけではなく、「評価の考え方」です。

      

 ここで言う「評価」とは、普段皆さんが行っている、AMSDや嚥下機能評価において、

 何かしらの機能低下が認められた場合、その原因を掘り下げ、分析していく事ができる専門的スキルを指します。


 要するに「ムセ」の原因、「嗄声や呂律不良感、舌の機能低下」の原因など、現象が起こっている原因の評価をするための基本的な考え方を学ぶ事が重要になります。


 手技を覚える事も大切ですが、前提となる基本的な 考え方(評価)が抜けていると、望む結果が得られなかった場合に思考が中断してしまい、他の手技を探し 続ける事になります。

 

「STセミナーの内容」

(座学3時間、実技7時間)
・なぜSTが全身をみる必要があるのかを知る
・実際に頸部、骨盤、下肢などに介入し、検証していく
・触診、視診する為に必要な知識と技術を習得していく
・学んだ事を統合し、嚥下や構音へ応用する 方法を習得していく

f:id:keisuke0764:20170405151312j:image
●評価を行うための実技を中心に行います。
ヨガマットかバスタオルをご持参下さい。


「今回の到達目標」
① 原因分析の考え方を、AMSDの結果を 掘り下げる事で説明できる。
② 上肢、下肢、体幹などに触れ、摂食嚥下機能のベースとなる呼吸機能や頭頚部の状態を評価できる。
③ 専門性を活かしたポジショニングの評価ができ、他職種に説明ができる。
④効果的な触診を行うための考え方が理解できる。

 

 

日時:平成29年9 月2日・3日 10:00~16:00

開催地:愛知県名古屋市東区東桜 周辺(申込時に詳細をお知らせ致します)

 

 

講師:奥住啓祐  言語聴覚士  

国際医療福祉大学卒業後、回復期病棟、外来、通所、訪問など経験。

現在SEO財団で疾病予防に関する調査研究を行いながら、デイサービスや訪問での言語聴覚療法を行っている。

 

参加費:32000円(税込み)

 

対象:言語聴覚士
定員:先着12名 (残り7名)
過去、経験年数1年目~17年目までの言語聴覚士の方に参加頂いています。

 

(申込み先)          
① 名前 ②職種と施設名 ③経験年数
④当日連絡が取れる電話番号
を記入の上、

タイトルにSTセミナー愛知会場と記載し

seo.stseminar@gmail.com   

までご連絡ください。

 

今年はSTセミナー以外での講師活動も多数予定しているため

各地域で何度もセミナー開催を行えるか未定となっており、

地域によっては1年後の開催となる可能性もあります。

ぜひこの機会に御受講ください。

 

また実技を中心に行うため定員12名と少なく設定しています。

お早めに申込みされることをお勧めいたします。

 

 

 

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今年も全国で
言語聴覚士のためのSTセミナーを今年も開催予定です。
5年目の今年はどのような内容になるでしょう
 
(STセミナー予定)
5月20日、21日 福岡県
他決まり次第公開していきます。
 
(ST受講者の声 13年目 言語聴覚士)
私自身、疲れてくるとむせたり、飲み込みにくく舌骨上筋群の硬さが辛かったのですが、2日間のセミナーが終わる頃には、硬かった緊張も緩み、楽になりました。
臨床では以前から、〇〇が出来ないから〇〇の訓練をすることに疑問を感じていました。セミナーを受け、少しは胸から上だけでなく、体全体を見れるようになったのでは。体の事に関心がもてたのでは?PT.OTとも話ができるかな。
また効果が短時間で出たことは驚きました。人数もちょうど良く、先生が丁寧にまわって教えてくれたこと、先生のスピリチュアル的な話が聞けたことも良かったです。
 
(6年目 言語聴覚士
セミナー受講前は筋を触ることに抵抗があった。PTさんと患者さんについて議論する自信がなかった。身体と声、嚥下の分析ができないことなど困っていた。
今回、まず「考え方」の練習をいっぱい出来たことで、評価していく視点が明確になった。また効果を”自分の体”で実感出来たことは期待以上でした。
 
[ 9年目ST]
構音障害のある方に対して、教科書的な訓練を行っていましたが、良くなりきらない方が多く、あまり手応えを感じにくい状態でした。
今回のセミナーは自身の考え方ががらりとかわる内容でした。すぐにでも臨床に試したい内容で明日からの仕事が楽しみになりました。
自分自身の声や姿勢が変わった事、自身の腹部を意識できた事、もっと体の動きや変化に意識を向けなければならないこと、視点が変われば様々なアプローチがあることなどの事を実感できました。
 
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・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
パーキンソン病と摂食嚥下障害

・刺激に対する反応 ~タッチの質向上~

『PTさんむけセミナー』という初の試み→最高のエネルギー循環

言語聴覚士の奥住啓祐です。

  

STセミナーの愛知県会場は今週末にLINE@先行受付を開始する予定です。すでに数名の方からご連絡いただいているため、

早めに定員に達する可能性があります。


来週の福岡会場の詳細は以下よりご確認ください。

あと1人は参加できそうです♬

st-keisuke.hatenadiary.jp

 

 

いろんな変化を感じているこの頃

この先2つの時代の橋渡しをしていくなかでふと自分の役割の1つが見えてきました。

 

それは「得たものを手放して循環させていくこと」

 

 

ということで早速

昨夜は初の試みという事で

理学療法士さんに集まって頂き勉強会を行いました♬

 

遠くは北九州からわざわざ参加して頂き、大変嬉しく思います。

 

今回のテーマはいつも私が話している

摂食嚥下でも

失語でも

自律神経でもなく

 

もっと抽象度の高い

「刺激に対する反応」としました。

 

このテーマで集まってくれたマニアックな方々と実技を中心にあっという間の3時間!

 

事前に「刺激に対する反応」というテーマで連想した事をそれぞれパワーポイントのスライド1枚〜3枚にまとめてきてもらったので

 

まずは発表してもらおうと思ったら

 

「リハビリの徒手的介入時に筋緊張が変化していく感覚が触っていてわからない」という参加者からの悩みを話してくれたので、

 

それに応えていく形で講義と実技を開始♬

 

皆さん徒手的介入時に

筋が緩む感覚や

収縮していく感覚は捉えられているでしょうか?

 

面白いことに今回は

筋緊張が高い方と、

反対に低すぎる方が参加してくれたので

 

まずはペアになって

お互いの上肢に触れた時に感じたこと

鞄を持った時の重さなどをシェアしてもらい、

 

その後、私も参加者の手に触れていき感じ方や触れた瞬間体におこった反応の違いをフィードバックしてもらうことに。

 

私がした事は

トーンが高い方と低い方それぞれ

同じように上肢に指先で軽く触れるだけ

 

すると徐々に面白い反応が現れました。

 

まず運動主体感を伴わない不思議な上肢の自動運動が2人とも誘発され、

(自分の手が勝手に挙上する感じ)

 

その後に現れる両者の体の反応は大きく異なりました。

 

トーンが低すぎる方の場合

上肢が自由に動いていく中でたるんだ筋が促通され、

徐々に必要な筋が活動しはじめ、見た目で明らかに左右差が分かるほど上肢の筋が引き締まっていきました。

 

トーンが高すぎる方の場合

徐々にアウターの緊張が緩むと共に

本来働くべき筋の探索活動がはじまり

効率良く上肢の回内外が出来るように。

 

 

同じ上肢に触れるという刺激に対して

全く異なる反応が返ってきましたが

(ほんと体っておもしろい♬)

 

筋緊張が変わっただけでなく、

筋緊張が変化した手でもう一度相手に触れた時、

触れた方も触れられた方も最初との大きな変化を感じたようです。

 

セミナーが終わるころには

相手の反応が分かるようになっただけでなく、

鞄も軽くなり

呼吸もらくになり

姿勢もかわり

歩行もかわり

発声もよくなってましたね♬

 

「触れた時に相手の体が自然と反応し

その反応をしっかり手からキャッチできる」

 

事前に参加者にスライド1枚〜3枚にまとめてもらったので、

私は1枚にまとめてみました。

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初めて自分が1番好きなこのテーマで講義と実技をやってみて思ったのは

 

この「相手の自動運動を誘発する刺激」を

STさんに出来るようになって欲しいということ。

 

なぜなら車椅子上で全身介入出来る上に

 

安静時の介入→活動場面での介入

というステップを踏まずに

始めから動的な中でROMや筋機能の向上がはかれるからです。

 

今回初めて福岡でのSTセミナーで体感してもらおうと思います。

 

 私もこのやり方はまだまだ修業中なので、一緒にレベルアップしていきましょう!

 

 タッチの質を良くしたい方も会いにきてください(^-^)/

 

 

それでは今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

LINE@限定で少しマニアックな内容をたまに配信してます♬

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○セミナーなど開催情報
今年も全国で言語聴覚士のためのSTセミナーを今年も開催予定です。
5年目の今年はどのような内容になるでしょう

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☆ 近日中に愛知県の申込みを開始いたします。
 

 
奥住啓祐
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○過去開催したセミナーテーマ
言語聴覚士のためのSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症
・デイサービスの職員向け研修 (サービスの質向上のためには)
訪問看護ステーションの職員向け研修(摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
パーキンソン病と摂食嚥下障害

・刺激に対する反応〜タッチの質を高める〜

 

(予告)STセミナー『先行申込み』について

言語聴覚士の奥住啓祐です。

  

STセミナーの福岡会場はあと1名でキャンセル待ちとなりそうです。

興味のある方はお早めに以下のリンクよりご確認ください。

 

また愛知県会場の申込みを近日中に開始する予定です。

こちらもすでに数名の方からご連絡いただいているため、

早めに定員に達する可能性があります。


福岡会場の詳細は以下よりご確認ください。

st-keisuke.hatenadiary.jp

 

 

 先週末はLINE@限定で評価について記事を書きした。

 

記事をアップしたあと予想以上に様々な方からメッセージを頂き嬉しかっです♬

 

もしタイミングが合わず、LINE@を登録したけど、限定記事配信に間に合わなかった方は個別にメッセージ頂けたら個別に記事を送信させて頂きます✨

 

さて今週の日曜日に

言語聴覚士のためのSTセミナーの2つの会場について

LINE@に登録して頂いてる方から先行申込みを開始したいと思います。!

 

 

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今年も全国で言語聴覚士のためのSTセミナーを今年も開催予定です。
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奥住啓祐
言語聴覚士 メンタルヘルス
 
○過去開催したセミナーテーマ
言語聴覚士のためのSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症
・デイサービスの職員向け研修 (サービスの質向上のためには)
訪問看護ステーションの職員向け研修(摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
パーキンソン病と摂食嚥下障害

変化を捉える

言語聴覚士の奥住啓祐です。

  

STセミナーの福岡会場はあと2名でキャンセル待ちとなりそうです。

興味のある方はお早めに以下のリンクよりご確認ください。

 

また愛知県会場の申込みを近日中に開始する予定です。

こちらもすでに数名の方からご連絡いただいているため、

早めに定員に達する可能性があります。


福岡会場の詳細は以下よりご確認ください。

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ありがたいことに、

今年も素敵な薔薇が咲きました♬
f:id:keisuke0764:20170506115326j:image
去年のこの時期は、
薔薇につく虫との格闘の日々でしたが、今年は今のところ平和です。

 

ふと昨年の薔薇の写真を見てみると、この1年の間に全体の大きさも2倍くらいになってて驚きました。

 

植物に限らず日々様々な事が変化しています。
私たちの体も日々変化していくように、


発症から数年たった生活期の方であっても、

毎日体の状態は違うという事に、ここ数年で気付けるようになってきました。

 

変化を評価出来るからこそ、

自信を持って介入が出来ると考えます。

 

介入によるその瞬間の変化を感じとり、

その変化を記憶して、

また次回の介入、

1週間、1ヶ月後の状態と比較する必要があります。

 

見て、聴いて、触って

変化を捉え

記憶し

比較し

多職種などと共有する

 

 日々の小さな変化の積み重ねって意外と見落としがちですが、

写真や動画に残しておくと、他の方と素敵な変化を共有しやすいため

訪問やデイサービスでは写真や動画で記録に残すようにしています。

 

動画に残す意味には自分の事を客観的に振り返る目的もあります。

 

何人もSTさんがいる施設と違って

特に訪問でのリハビリでは他のSTさんから直接見られ、アドバイスをされる事はないので、

利用者さんの評価と合わせて、私自身の触り方、触るタイミング、触る場所、声かけの仕方など記録に残して、あとで振り返り、改善出来るように心掛けています。

 

自らを振り返り

 日々、より良くを追求。

 

これは一生続けていきたいです。

 

 

さて来週はクローズドな勉強会♬

仲の良いPTさんと集まってざっくばらんに語り、実技も出来たらと考えてます。

この勉強会のテーマは刺激に対する反応としました。

私が関わる勉強会の中で

最もマニアックで難易度の高い勉強会になるでしょう。

参加したい方いますか(°▽°)?

 

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

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☆ 近日中に愛知県の申込みを開始いたします。
 

 
奥住啓祐
言語聴覚士 メンタルヘルス
 
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言語聴覚士のためのSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症
・デイサービスの職員向け研修 (サービスの質向上のためには)
訪問看護ステーションの職員向け研修(摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
パーキンソン病と摂食嚥下障害

進行性疾患と発話の問題

先日、STADを開発された荒木さんのメルマガでSTセミナーの事を紹介していただき感動している奥住です。

ほんとに感謝です!

 

STセミナーの福岡会場はあと2名でキャンセル待ちとなりそうです。

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また愛知県会場の申込みを近日中に開始する予定です。

こちらもすでに数名の方からご連絡いただいているため、

早めに定員に達する可能性があります。


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 これまでブログでは原因分析について様々な視点からお話ししてきました。

ありがたい事にまだSTセミナーに参加したことない言語聴覚士さんからも、

ブログ内容から臨床での評価の考え方が変わったなど

嬉しい声が多数届いています。

 

さて例えば舌に麻痺があった場合に

舌の機能低下は麻痺以外にも様々な因子から影響を受けると話してきました。

st-keisuke.hatenadiary.jp

 

それでは進行性疾患ではいかがでしょう。

ある日,舌の動きが低下していたり、

これまでなかった断綴性の発話がでてきたりする事があります。

 

生じやすい症状は各疾患により様々ですが、

やはりどの様に評価をするかが重要となります。

 

ポイントの一つはバランス戦略

 

発話や嚥下面に限らず

徐々に全身性に身体機能が変化していきます。

 

もちろん舌を含めた

口腔顔面機能自体の機能低下もあるのですが、

 

上下肢や体幹の機能低下に伴い、

座位や立位姿勢をこれまでのように保つのが難しくなり、

新たな戦略で姿勢保持するようになってきます。

 

 その戦略が呼吸、発話、嚥下面に最適かどうかは評価が必要です。

 

中には頸部前面筋、舌まで体のバランスを取るために固定されてしまう場合もあります。

それに伴い、嚥下面や発話面での変化も出現することも。

 

ある日、出現した症状の原因が

全て口腔器官の機能低下によるものかは分かりません。

(勿論、口腔器官の機能低下により、体幹や上下肢からの影響を受けやすくなっている可能性はあります。)

 

ケースによっては突然出現した嗄声や断綴性の発話が

バランス戦略の評価、介入により5分もせず症状が見られなくなることもあります。

 

バランス戦略以外の要因も多くあります。

中には低栄養が原因で本来持っている機能を発揮できていないというケースも少なからずいらっしゃるでしょう。

 

徐々に進行してはいきますが、

細かい重要な変化を見逃さず、

その先を予測しながら、

新たな変化が出現した場合も適切な評価、介入により、

その方が持っている機能を最大限引き出せるセラピストでありたいです。

 

 

 

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