(報告)自律神経とストレス講座
言語聴覚士の奥住啓祐です。
今年からSTセミナーとは別のセミナーの講師もさせて頂くことになりました。
テーマは「自律神経とストレス」
今回はセルフケア編を3日間開催し、管理職をされている看護師さんやOTさん、
会社経営をされている方に受講して頂きました。
医療福祉業界と精神疾患の現状を再認識してもらいながら
いくつかの事を「見える化」していきました。
①ストレス関連疾患への受講者自身の罹患する可能性
②自分が何に対してストレスを感じやすいのか
③自分の今の自律神経の状態
④実際にセルフケアを行った後の自律神経の状態
実際に機械測定していくと、
自覚症状が特になくても自律神経の状態が良くない方も居て驚かれていました。
見える化することによって
①現状の把握
②問題の早期発見
③介入の客観的な検証
などに繋がります。
実際、心拍変動におけるNN間隔標準偏差や交感神経、副交感神経の値を実際に測定していき、
セルフケアを行った後に、しっかり数値が改善していくのを確認すると皆さん笑顔になり、とてもモチベーションが高まっている様子でした。
今後もデータ収集を行っていきながら、様々な分野で活かしていけたらと思います。
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○紹介
私も訪問やデイサービスでの初期評価時に活用させて頂いている
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今年も全国で
言語聴覚士のためのSTセミナーを今年も開催予定です。
各会場の申込み受付はLINE@登録者から優先的に受け付けを行います。
(STセミナー予定)
5月20日、21日 福岡 終了
7月1日、2日 大阪 終了
9月2日、3日 愛知 残り一名
9月30日、10月1日 札幌 募集開始
10月14日、15日 仙台 募集開始
年明け予定 沖縄 受付準備中
詳細は下記の記事をご参照ください。
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(ST受講者の声 13年目 言語聴覚士)
私自身、疲れてくるとむせたり、飲み込みにくく舌骨上筋群の硬さが辛かったのですが、2日間のセミナーが終わる頃には、硬かった緊張も緩み、楽になりました。
臨床では以前から、〇〇が出来ないから〇〇の訓練をすることに疑問を感じていました。セミナーを受け、少しは胸から上だけでなく、体全体を見れるようになったのでは。体の事に関心がもてたのでは?PT.OTとも話ができるかな。
また効果が短時間で出たことは驚きました。人数もちょうど良く、先生が丁寧にまわって教えてくれたこと、先生のスピリチュアル的な話が聞けたことも良かったです。
(6年目 言語聴覚士)
セミナー受講前は筋を触ることに抵抗があった。PTさんと患者さんについて議論する自信がなかった。身体と声、嚥下の分析ができないことなど困っていた。
今回、まず「考え方」の練習をいっぱい出来たことで、評価していく視点が明確になった。また効果を”自分の体”で実感出来たことは期待以上でした。
[ 9年目ST]
構音障害のある方に対して、教科書的な訓練を行っていましたが、良くなりきらない方が多く、あまり手応えを感じにくい状態でした。
今回のセミナーは自身の考え方ががらりとかわる内容でした。すぐにでも臨床に試したい内容で明日からの仕事が楽しみになりました。
自分自身の声や姿勢が変わった事、自身の腹部を意識できた事、もっと体の動きや変化に意識を向けなければならないこと、視点が変われば様々なアプローチがあることなどの事を実感できました。
奥住啓祐
言語聴覚士 メンタルヘルスⅡ
○過去開催したセミナー
・言語聴覚士のためのSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
・理学療法士のための「刺激に対する反応」セミナー
・社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症)
・デイサービスの職員向け研修(サービスの質向上のためには)
・訪問看護ステーションの職員向け研修 (摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経のセルフケア
・自律神経調整法について
・パーキンソン病と摂食嚥下障害
(告知)STセミナーIN札幌、仙台
バリ島での結婚式、そして日本での披露宴が終わりやっと落ち着きを取り戻してきました。
(バリ島、森の中でランチ♬)
バリ島での写真も少しずつ公開していけたらと思います。
さて今年の後半はSTセミナーの講師として名古屋、札幌、仙台と飛び回ります。
全国の熱いSTさんにお会いできるのが楽しみです。
今年最初にSTセミナーを開催した福岡では
毎月、STセミナー受講者が集まりスキルアップ研修が行われてるんです。
前回は実際に声がかすれてしまったSTさんに対する評価-介入を通して、
改めて目の前で、私自身の介入を体感して頂きましたね。
座位や立位で筋、骨やバランスなどにアプローチしていき、
その場で変化を体感し、
みんなで「おおおー言い声になったねー」と
日頃のセミナー以上に少人数で、毎回レベルアップしていくのを感じており、
私自身とても研修が楽しいです。
前回は長崎からも参加頂き、また臨床での嬉しい報告をいただきました。
皆さんもどんどん臨床が楽しくなってますね。
様々な県から福岡まで、STさんたちに集まって頂くのを見ていると、
私も毎月のように東京などへ勉強しに飛びまわっていたのを思い出します。
(今も変わらず飛びまわってますが)
そうそう、今年のSTセミナーから難しい実技を導入したのですが、
セミナーで体感されたSTさんはいかがでしたでしょう。
受講後に「これは絶対に習得したい!」と思って頂いたSTさんはぜひ、
受講後もどんどん会いにきてください。
難しい内容なので、当初はスキルアップ研修などを通して一年後に習得できたセラピストが増えたらいいなと思っていました。
ところが、一回のSTセミナーを受講して出来るようになる方もいましたし、
一回では習得が難しくても1,2回のスキルアップ研修に参加する内に出来るようになる方もおり、これは当初の予想を遙かに上回る早さです。
なにより、そうやってSTさんがスキルアップする事で起こる、臨床での嬉しい変化の報告を聞くのが楽しいです。
スキルアップ研修に継続して参加しているSTさんからの最近の報告で、
「徒手的に介入を行っている時に筋が緩んでいく感覚が分かるようになった」という報告を頂きました。
これを聞いた時は「おおおおー!」と驚きと喜びでいっぱいでした。
どんどん体の感覚、手の感覚が良くなっていますね!
そんな言語聴覚士さんがどんどん増えたらいいなと思います。
さて次の会場は名古屋
そして初開催となる札幌と仙台で
言語聴覚士のための
「STセミナー」開催いたします。
皆さんにお会いできるのを今から楽しみにしています!
今年でSTセミナーも5年目。
これまで多くの言語聴覚士の方にご参加頂きながら
毎年講義の内容も実技の内容もバージョンアップしています。
特に今年は臨床における原因分析について内容を深めつつ
実技では「刺激に対する反応」をテーマにシンプルですが難易度の高いものを多く練習していくます。
実際に講師が臨床で行っているアプローチもどんどん紹介していきます。
摂食嚥下障害や構音障害に対するリハビリテーションでは、
頭頸部が受ける「全身からの影響」も考慮しながら評価及び訓練を行う必要がある事の研究を続けてきました。
学校で学んだ解剖学だけでは上記知識は得られず、
言語聴覚士が身体全体から摂食嚥下障害や構音障害を捉え、
PTやOTと協力しながらリハビリテーションを行う事が重要であり、
SEO財団の「言語聴覚士向けの研修」で、その知識と技術を習得して頂きます。
多くの方が日々の訓練の仕方について疑問に持ち、 試行錯誤しながら悩んでいます。
○過去4年間のセミナー開催を通して分かった、経験年数に関係なく、多くのSTが抱える悩み ・構音障害患者に対して教科書的な訓練を行ってきたが、手応えをあまり感じにくい状態だった。(9年目ST) ・「声がかすれるから声を出す練習」「呂律不良感があるから発音の練習」だけでよいのか悩んでいた。(13年目ST) ・頭頸部の筋力トレーニングや頸部のストレッチ等の局所的なアプローチでは効果が感じられにくい。 (6年目ST) ・頸部が伸展していたり、筋肉が固い方に対して、頭頸部に対するストレッチや指圧だけで限界を感じていた。(3年目) 「セミナー受講後の声」 ・介入の効果が短時間で出た事に驚いた。胸より上だけでなく少しは体全体が見られるようになった。(13年目) ・体全体をみて、訓練前のコンディショニングに目を向けるようになった。(5年目) ・様々な部位から「発声、口腔器官の動きやすさ」まで影響を受ける事を実感でき、驚いた。(6年目) ・アプローチの効果を自分の体で感じながら、「考え方」の練習をいっぱいできたことで、評価していく視点が明確になった。(6年目) ・セミナーが始まり、一瞬で自分の声が変わった事に驚いた。自分の中に無かった新しい考え方やアプローチの仕方ばかりで、初日はパンクしそうだったが、2日目の受講が終わる頃には、自然と自分の中で府に落とす事ができた。(3年目) |
|
何を学べば良いのか
ここ数年、言語聴覚士向けの技術セミナーも増えてきましたが、上記の様な悩みを抱える方に今必要なのは手技だけではなく、「評価の考え方」です。
ここで言う「評価」とは、普段皆さんが行っている、AMSDや嚥下機能評価において、
何かしらの機能低下が認められた場合、その原因を掘り下げ、分析していく事ができる専門的スキルを指します。
要するに「ムセ」の原因、「嗄声や呂律不良感、舌の機能低下」の原因など、現象が起こっている原因の評価をするための基本的な考え方を学ぶ事が重要になります。
手技を覚える事も大切ですが、前提となる基本的な 考え方(評価)が抜けていると、望む結果が得られなかった場合に思考が中断してしまい、他の手技を探し 続ける事になります。
「STセミナーの内容」
(座学3時間、実技7時間)
・なぜSTが全身をみる必要があるのかを知る
・実際に頸部、骨盤、下肢などに介入し、検証していく
・触診、視診する為に必要な知識と技術を習得していく
・学んだ事を統合し、嚥下や構音へ応用する 方法を習得していく
●評価を行うための実技を中心に行います。
ヨガマットかバスタオルをご持参下さい。
「今回の到達目標」
① 原因分析の考え方を、AMSDの結果を 掘り下げる事で説明できる。
② 上肢、下肢、体幹などに触れ、摂食嚥下機能のベースとなる呼吸機能や頭頚部の状態を評価できる。
③ 専門性を活かしたポジショニングの評価ができ、他職種に説明ができる。
④効果的な触診を行うための考え方が理解できる。
札幌会場
日時:平成29年9月30日・10月1日 10:00~16:00
開催地:札幌市白石区(申込時に詳細をお知らせ致します)
仙台会場
日時:平成29年10月14日、15日 10:00~16:00
開催地:JR仙台駅周辺
講師:奥住啓祐 言語聴覚士
国際医療福祉大学卒業後、回復期病棟、外来、通所、訪問など経験。
現在SEO財団で疾病予防に関する調査研究を行いながら、デイサービスや訪問看護ステーションでの言語聴覚療法を行っている。
参加費:32000円(税込み)
対象:言語聴覚士
定員:先着12名
過去、経験年数1年目~17年目までの言語聴覚士の方に参加頂いています。
(申込み先)
① 名前 ②職種と施設名 ③経験年数
④当日連絡が取れる電話番号
を記入の上、
タイトルに会場名を記載し
までご連絡ください。
今年はSTセミナー以外での講師活動も多数予定しているため
各地域で何度もセミナー開催を行えるか未定となっており、
地域によっては数年後の開催となる可能性もあります。
ぜひこの機会に御受講ください。
また実技を中心に行うため定員12名と少なく設定しています。
お早めに申込みされることをお勧めいたします。
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今回、まず「考え方」の練習をいっぱい出来たことで、評価していく視点が明確になった。また効果を”自分の体”で実感出来たことは期待以上でした。
[ 9年目ST]
構音障害のある方に対して、教科書的な訓練を行っていましたが、良くなりきらない方が多く、あまり手応えを感じにくい状態でした。
今回のセミナーは自身の考え方ががらりとかわる内容でした。すぐにでも臨床に試したい内容で明日からの仕事が楽しみになりました。
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奥住啓祐
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○過去開催したセミナー
・言語聴覚士のためのSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
・理学療法士のための「刺激に対する反応」セミナー
・社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症)
・デイサービスの職員向け研修(サービスの質向上のためには)
・訪問看護ステーションの職員向け研修 (摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経のセルフケア
・自律神経調整法について
・パーキンソン病と摂食嚥下障害
第二回 STスキルアップ研修
「声がかすれてしまった😭」
というSTさんがいたんです。
実際にどのくらいのスピードで声が変化するのを体感して頂きました。
今後の予防とさらに声を良くするために考えていきました✨
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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9月2日、3日 愛知 残り1名
9月30日、10月1日 札幌 7月より申込み開始
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沖縄 日程調整中
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(過去開催したセミナー)
・言語聴覚士むけSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
・理学療法士むけ刺激に対する反応セミナー ~タッチの質向上~
・社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症)
・デイサービスの職員向け研修 (サービスの質向上のためには)
・訪問看護ステーションの職員向け研修(摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
・パーキンソン病と摂食嚥下障害
STセミナーIN愛知 残り1名!
奥住啓祐です。
バリ島、日本での結婚式が終わり久しぶりのブログ更新。
気付けばSTセミナーの愛知会場はまだ1ヶ月以上先ですが
あと1名でキャンセル待ちとなります。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
また札幌、仙台についてもそろそろ申込みを開始したいのですが、
札幌の会場が未だに決まっていません。
お勧めの会場がありましたら是非教えて頂きたいです。
明日から二日間は自律神経とストレスケアについて講師をします。
また来週は福岡県でSTセミナー受講者のための第二回フォローアップ研修を開催します。
フォローアップに参加された方から定期的に嬉しい報告がきてるので、今回も楽しみです。
どんどんスキルアップしていきましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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5月20日、21日 福岡 終了
7月1日、2日 大阪 終了
9月2日、3日 愛知 残り1名
9月30日、10月1日 札幌 7月より申込み開始
10月14日、15日 仙台 8月より申込み開始
沖縄 日程調整中
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・理学療法士むけ刺激に対する反応セミナー ~タッチの質向上~
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第1回「STスキルアップ研修」⇒そして受講生
言語聴覚士の奥住啓祐です。
愛知県でのSTセミナーに福岡や山口県からの申込みが入っていて驚いています。
大阪セミナーはけっこう少人数そうなので、どんどん実技を練習していきましょう♪
(関西の皆さんセミナー告知が遅くてすみませんでした)
先日は前回のSTセミナーIN福岡を受講して頂いた言語聴覚士の方を対象にフォローアップとしてSTスキルアップ研修を行いました。
「来週からの臨床が楽しみ!はやく臨床がしたい!」
と楽しそうに受講生が話してくれたのが印象的でした。
受講者それぞれの個別課題を解決し、STセミナーでお伝えした「評価ー介入の考え方」を臨床で実践できることを目標とし行いました。
やはりセミナーで学んだ事を、臨床で実践するのには時間がかかります。
知っているのレベルで終わらずに
しっかりと実践できる状態までスキルアップしていきましょう。
前回のSTセミナーから一ヶ月ですが、皆さん臨床で素晴らしい変化(摂食嚥下や発声、構音など)、そして新たな課題を感じていたようです。
今回はより少人数で一度の訓練の中での評価ー介入ー再評価の基本的な考え方の復習を行い、
参加者の全身を皆さんでざっと評価していき、
実際に介入を行いながら、
その方が抱える声や体の問題の原因を予想し、解決していきました。
(声の問題といっても原因は様々です。)
またその過程で受講者の体の使いかたに関してそれぞれ課題をお伝えし、
課題に応じたセルフワークを行っていただき、その場で変化を感じて頂きました。
どんな変化かと言うと、
・立位姿勢が楽になった
・触診の時に自分の腰や肩がキツくない
・呼吸の時の相手の肋骨の動きを感じられる
・触っただけでも相手の筋が緩む
などなど
実際にセラピストの体の使い方が変わるだけで
徒手的介入時の結果はかなり変わります。
また自分の体が変わることで、自分が行った評価の誤りにも気付けましたね。
皆さんが抱える課題はそれぞれ異なるため個別にワークを行っていきます。
これが少人数で開催する大きなメリットです。
今回、初めてお伝えした「体を劇的に安定させる呼吸法」も皆さん上手くできており、
(一般的な深呼吸では体は安定しにくいんです。私自身これを知るまでは体が不安定になる深呼吸をしていました。)
気がついたら皆さん自動運動の誘発がとても上手くなってましたね!
また一ヶ月後が楽しみです。
一年後はどの様に進化しているでしょうね♪
さて講師をした翌日、私は受講生でした。
薬院から北九州へ移動し、
病院勤務時代に大変お世話になったボバースの国際インストラクターである渕先生の元で「上肢・手の評価、介入」についてのセミナーを受講してきました。
いつもはPTさんの中で学ぶ事が多いのですが、
今回はやはりOTさんばかり♪
大変楽しく学ばさせていただきました。
リハ医学会の夜に参加させて頂いたSkypeでの「視覚機能の発達」についての勉強会以降、視覚機能について学ぶ機会が自然と増えたのですが、
今回も視覚や発達の話を多く聞くことができやはり、それらを学ぶときなんだな~と実感。
また、よくわからず筋を触っていた病院時代から
しっかりと刺激に対する反応を捉えられるようになってきた今
病院勤務していた時から数年経って改めて実技を行って、
自分の成長を感じる事ができました。
また来月も学んできます!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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7月1日、2日 大阪 残り7名
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日本リハビリテーション医学会
言語聴覚士の奥住啓祐です。
3日間、岡山で開催されていた日本リハビリテーション医学会に参加してきました。
学会2日目の夜にはSkypeでの視覚機能の発達の勉強会もありかなり濃ゆい3日間となりました。
13会場での同時進行なのでどの講演を聞きに行くかかなり迷いましたが、いや〜おもしろかった!
特に発達系の教育講演や最終日の日本脳性麻痺研究会での成人期の発達障害の内容が興味深かったです。
最終日のMRIを用いた実際の骨関節の動きを見たときはテンション上がったー。
頚椎、肩甲上腕関節、肩甲骨、舟状骨、橈骨、仙腸関節などの動きが見れて、その場で実技やりたい欲求が(´ω`)
特に頚椎の回旋・側屈と肩甲上腕関節の動きはおもしろかったので、帰ってからさっそく動きを感じてみたいと思います。
ちょっと脱線しちゃいましたが
ここ最近、発達障害関連の論文や書籍で学んだこともリンクできたし、今後の臨床で私自身どのように関わって行くかを考える良い機会になりました。
成人領域と一緒でやはり小児もアセスメントが大切ですね。
支援に原則、一貫性、具体性をもたせられるよう、関わる方が支援できる水準まで嚙みくだき、伝えることが必要。
災害時のリハビリテーションに関する講演で生活不活発病(廃用症候群)という表現を知ったのですが、
生活不活発病だったら予防のためには生活を活発にしたらいいとイメージできます。(たとえば災害時に車中泊をなくすなど)
小児にしろ成人にしろ
アセスメントを行い
周りでサポートしている方々に伝わるように説明する事を意識してまた来週から臨床頑張ります!
来週はSTセミナーのフォローアップ研修会です♬
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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・パーキンソン病と摂食嚥下障害の
動的な評価をやってみよう♪
言語聴覚士の奥住啓祐です。
現在、STセミナーの大阪会場、愛知会場の募集を行っています。
今のところ半分くらい埋まっているでしょうか。
毎回、STセミナーに参加される方は勉強熱心な方が多いので、
素晴らしい学びの仲間と出会えると思います。
今年も少人数で頑張りましょう♫
今日もSTセミナーの受講生からメールが来ていました。
セミナー受講後、臨床での変化は勿論ですが、
嬉しい事に、「職場の人間関係」にまで良い変化が波及しているそうです。
その変化に気づけた先生が素晴らしいですね。
その時々で受講者が抱える悩みや課題は様々。
同じ空間で、同じセミナー内容を受けたとしても、
より高い抽象度で情報を受け取れた方は、
自分の中でどんどん関連づけを行い、
日常生活の中でほんとに様々なことに変化を感じるようです。
(そんなセラピストさんはだいたいセミナー中に「全部一緒なんだ~」とつぶやきます)
ぜひSTセミナーを今後受講される方は
真っさらな気持ちで、自分の体に起こる変化を体感し、
その後も続いていく変化を楽しんでください。
さて、もうすぐこのブログも50記事。
前半はずっと評価の考え方について書いてきましたが、
臨床での変化はいかがでしょう。
この前、一緒に訪問で働いているSTさんが
私が研修でお伝えした評価に関する内容の中で、
実際に臨床で実践してみて良かった事をフィードバックしてくれたので、せっかくなので皆さんにもお伝えしますね。
どんな時に行う評価なのかというと
呼吸、発声や構音、嚥下など動的な場面の評価を行う際に行います。
評価といっても様々ですが、
今回は安静時の姿勢や筋緊張の状態があった上で、
実際に活動の時にどの様にタスクを実行しているのかを評価します。
方法は簡単(だけど奥が深い)
以前、LINE@限定記事で書いた事の応用になります。
それは「タスクを行っている時にどの様に体を使っているか」を捉えるということ。
例えば呼吸の時に
単に腹式、胸式呼吸や持続時間だけでなく
その時の僅かな重心移動や過剰に使用している筋はどこか?
逆に必要なのに働いていない筋はないか?
動きの乏しい肋骨や胸椎は?
さらに発声持続であれば、始めと終盤でそれらが変化していないかなど?
(時間経過に伴い徐々に伸展が強くなるなど)
ぜひ様々なタスクで評価しましょう。
方法は単純。「見て、触って」
おそらく多くのSTさんはタスクを行ってもらう時に
「見る」ことは行っているでしょう。
(その際に評価という視点があるかは別ですが)
そこに「触れる」という一手間を加えてみましょう。
タスクを行っている時に、肩、頭部、肩甲骨などに触れてみると、
視診では分からなかった、実際にどの様にそのタスクを行っているのかが感じ取れるのではないでしょうか。
この時にどれだけ情報を感じ取れるかは知識以外にも、セラピストの体の状態が大きく影響します。
実際にSTセミナーに参加される予定の方は
ぜひ、事前に何度も評価を行ってみて、STセミナー参加後に感じ取れる情報量の変化を体感してみてください♪
(セミナー中にどんどん手の感覚が変化していくと思います)
実際に臨床での動的な評価において何か手から感じたら、
もう一度、少し距離をとって、その方のタスクの時の体の動きを見てみましょう。
(最初とは違った発見があるかもしれません)
それでは今週土曜日の夜にさらにもう一歩、評価を掘り下げる方法について
LINE@限定でアップしようと思います。
私は維持期での評価では、この流れで評価を行う事で
退院直後、発症から数年経過、進行性など関わらず、
どこから介入したら早い段階で利用者さんに変化を感じていただき、
モチベーションを高められるか判断しています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
STセミナーのLINE@を作りました♫
ブログの内容よりちょっとマニアックな内容を配信できたらと思います。
セミナーの案内を早く知りたい方
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○紹介
私も訪問やデイサービスでの初期評価時に活用させて頂いている
荒木謙太郎先生のスクリーニングテスト「STAD」をまだご存知ない方はこちらからどうぞ!
⇒ STAD公式ホームページ - 言語障害スクリーニング STAD
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今年も全国で
言語聴覚士のためのSTセミナーを今年も開催予定です。
各会場の申込み受付はLINE@登録者から優先的に受け付けを行います。
(STセミナー予定)
5月20日、21日 福岡 終了
7月1日、2日 大阪 残り7名
9月2日、3日 愛知 残り6名
9月30日、10月1日 札幌 受付準備中
10月14日、15日 仙台 受付準備中
1月27日、28日 沖縄 受付準備中
詳細は下記の記事をご参照ください。
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(過去開催したセミナー)
・言語聴覚士むけSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
・理学療法士むけ刺激に対する反応セミナー ~タッチの質向上~
・社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症)
・デイサービスの職員向け研修 (サービスの質向上のためには)
・訪問看護ステーションの職員向け研修(摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
・パーキンソン病と摂食嚥下障害