言語聴覚士 奥住啓祐

言語聴覚士のための STセミナー講師

退院後のリスクも予測する

言語聴覚士の奥住啓祐です。

大学時代や病院勤務時代は軽視してしまっていた自律神経

 

ここ3年くらいかけて学んできて

その大切さが理解出来るようになってきました。

 

荒木さんは血圧を例にリスク管理について記事をかいてますが

(この記事、病院勤務時代に読みたかったです)

kentaroaraki.sakura.ne.jp

 

 

ご存じの通り血圧も自律神経により調整されますね。

その他にも免疫やホルモンバランス、体温

そして呼吸機能とも大きく関係してきます。

 

そんな自律神経を学ぶ上でここ大事だな~と最近思ったこと

 

ストレス時の特徴を知ること。

 

ストレスチェック制度が始まり

テレビなどでも交感神経や副交感神経のこと

それらのバランスが崩れるとどうなるか大夫周知されてきたと思います。

 

おそらく病気をされてない方でもストレスがかかってくると

 

いらいらしたり

注意散漫になりミスが増えたり

いろんなものに責任転換したり

規則をやぶったり

人との交流がなくなったり

自分の意見を他人に押しつけたり

 

人それぞれ

思考や行動まで変わることも、、

あなたはどれか当てはまりますか?

 

また身体面では

交感神経が過剰になると

頭痛 や高血圧、動悸、息切れ などの症状がでることもあり

 

副交感神経が過剰になると

アレルギーや疲労、全身倦怠感、片頭痛 、眠気、ふらつき 、低血圧症 などが生じる場合もあります。

 

ちなみに私の場合もともとアトピー性皮膚炎があったのと

ストレスがかかるとやる気さがります(笑)

 

 

実際に自律神経バランスを測定して見ると

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だいたい副交感神経の方が高くなってると分かりました。

血管など循環器系の状態は良好のようです。

(測定環境によっては普段の症状と測定結果があわないことも)

 

そこで徒手的に自律神経バランスを調整すると

機械測定結果からも自律神経バランスが整い

不思議と意欲があがってくるんです。

 

なかには自律神経バランスが整ってくると別人のようになる方もいました。

 

さてここで2つ大事なこと

 

1,全てが病気のせいとは限らない

脳血管疾患の方を評価するときに

しっかり高次脳機能障害を評価しないとと思うあまり

なんでもかんでも高次脳機能障害精神疾患の症状と捉えてしまってないだろうか。

 

これま脳血管疾患後の舌の機能低下の原因について

麻痺だけとは限らないため

原因分析が大事だと話してきましが、

今回も同様にその現象の背景を分析する必要があるでしょう。

 

2,リスク予測

脳への負荷がかかった時の自律神経の特徴をしることはリスク予測につながります。

特徴を知るためには過去の精神疾患の既往や服薬内容からも予測できます。

 

また脳血管疾患後、

退院時の身体機能が高い方こそ自律神経の特徴は把握しておく必要があると思います。

理由は退院するとまず間違いなく

入院時よりも活動量が増え、脳への負荷が増えるからです。

結果的に入院時にはなかった症状が退院後

自律神経が乱れた際に出てくるかもしれません。

 

入院時に把握した自律神経の特徴から予測し

ドクターなどから退院後に活動量が増えることによって

でる可能性がある症状について話していただけると

実際にそういった症状が出た際に

気持ちの動揺も少ないかもしれませんし

もしくは退院後の負荷量を調整できるかもしれません。

 

 セラピスト自身の体調管理にも

臨床における評価、介入にも大きく関係する自律神経

 

また4月に2日間の講習会があるので楽しみです。

 

 

 

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今年も全国で
言語聴覚士のためのSTセミナーを今年も開催予定です。
5年目の今年はどのような内容になるでしょう
 
(ST受講者の声 13年目 言語聴覚士)
私自身、疲れてくるとむせたり、飲み込みにくく舌骨上筋群の硬さが辛かったのですが、2日間のセミナーが終わる頃には、硬かった緊張も緩み、楽になりました。
臨床では以前から、〇〇が出来ないから〇〇の訓練をすることに疑問を感じていました。セミナーを受け、少しは胸から上だけでなく、体全体を見れるようになったのでは。体の事に関心がもてたのでは?PT.OTとも話ができるかな。
また効果が短時間で出たことは驚きました。人数もちょうど良く、先生が丁寧にまわって教えてくれたこと、先生のスピリチュアル的な話が聞けたことも良かったです。
 
(6年目 言語聴覚士
セミナー受講前は筋を触ることに抵抗があった。PTさんと患者さんについて議論する自信がなかった。身体と声、嚥下の分析ができないことなど困っていた。
今回、まず「考え方」の練習をいっぱい出来たことで、評価していく視点が明確になった。また効果を”自分の体”で実感出来たことは期待以上でした。
 
[ 9年目ST]
構音障害のある方に対して、教科書的な訓練を行っていましたが、良くなりきらない方が多く、あまり手応えを感じにくい状態でした。
今回のセミナーは自身の考え方ががらりとかわる内容でした。すぐにでも臨床に試したい内容で明日からの仕事が楽しみになりました。
自分自身の声や姿勢が変わった事、自身の腹部を意識できた事、もっと体の動きや変化に意識を向けなければならないこと、視点が変われば様々なアプローチがあることなどの事を実感できました。
 
奥住啓祐
言語聴覚士 メンタルヘルス
 

過去開催したセミナー

・STセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)

社会福祉法人の職員むけセミナー(摂食嚥下、失語症

・訪問STについて

・疾病予防について

・自律神経の見える化の意義

・自律神経調整法について

パーキンソン病と摂食嚥下障害