言語聴覚士 奥住啓祐

言語聴覚士のための STセミナー講師

『ねらった筋』が働いてる?

言語聴覚士の奥住啓祐です。

本日も二つ目のブログ更新♫

 

よく嚥下に関わる頸部前面筋の促通で行われるシャキア法

私自身、最近になってやっと自分の体で頭部屈曲の感覚がつかめるようになり、体の選択的運動ってほんと難しいなと感じています。

 

今思えば会話中に頷く時なんか、屈曲方向へ運動するべき頭部は固定され

体幹動揺で頷いてる風にしちゃってました。

 

健常者であっても、無意識的にあたりまえに行っている動作が

その動作を行うにあたり最適かどうかは自分でなかなか気付きにくいもの。

 

以前、PTさん向けに「刺激に対する反応」セミナーを実施した時

あるPTさんは自分のトレーニングとして腕立て伏せを頑張っているけど、

上肢の筋肉は全然引き締まっておらず(太っているわけでないんですが)

PTさん自身も疑問に感じていました。

 

上肢のトレーニングで腕立て伏せをしているのに?

なぜでしょう。

 

同じようにシャキア訓練をしているのに、効果をあまり実感できなという方もいらっしゃるでしょうか。

 

そこで、一度そのPTさんに腕立てふせを行ってもらい、

その後、座位で5分ほど上肢に対して刺激を入れてみると、

(STセミナーの時に練習した方法です。)

かなりゆっくり反応が返ってきて、徐々に上肢が挙上し始めました。

 

初めは僧帽筋上部や三角筋の収縮が入り、

徐々に単関節筋もゆっくり反応がでてきました。

 

ゆっくり上肢が頭側へあがって行くのですが

この時、PTさんは腕立てふせをしている時より、遙かに上肢がキツかったそうです。

 

上肢の反応が落ち着いてきて、もう一度、腕立てふせをしてもらうと

「ちゃんと上肢の筋肉使えてる!」とPTさんかなり驚いた様子でした。

座位での見た目も促通した方の上肢は引き締まっている印象。

 

筋をトレーニングするための方法っていろいろ紹介されていますが、

同じようにやっても、

そもそも、その方が日頃その筋を使えていない場合は、

代償的によく使っている筋を動員させ

結果的にターゲットとは異なる筋のトレーニングを行っているかもしれません。

 

嚥下、発声、構音など

それぞれの活動の際により最適な筋の選択的運動を引き出せるために必要なことは

ある活動をする場合に本来使われる筋を知っていること。

 

例えば

安静時呼吸の時にどんな筋が働くか。

発声の時にはどんな筋が働くか。

 

では目の前の患者さんはどうでしょう。

 

私自身しっかり評価ー介入ー再評価を行っていきたいです。

 

  


奥住啓祐
言語聴覚士 メンタルヘルス

 

 

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