第1回「STスキルアップ研修」⇒そして受講生
言語聴覚士の奥住啓祐です。
愛知県でのSTセミナーに福岡や山口県からの申込みが入っていて驚いています。
大阪セミナーはけっこう少人数そうなので、どんどん実技を練習していきましょう♪
(関西の皆さんセミナー告知が遅くてすみませんでした)
先日は前回のSTセミナーIN福岡を受講して頂いた言語聴覚士の方を対象にフォローアップとしてSTスキルアップ研修を行いました。
「来週からの臨床が楽しみ!はやく臨床がしたい!」
と楽しそうに受講生が話してくれたのが印象的でした。
受講者それぞれの個別課題を解決し、STセミナーでお伝えした「評価ー介入の考え方」を臨床で実践できることを目標とし行いました。
やはりセミナーで学んだ事を、臨床で実践するのには時間がかかります。
知っているのレベルで終わらずに
しっかりと実践できる状態までスキルアップしていきましょう。
前回のSTセミナーから一ヶ月ですが、皆さん臨床で素晴らしい変化(摂食嚥下や発声、構音など)、そして新たな課題を感じていたようです。
今回はより少人数で一度の訓練の中での評価ー介入ー再評価の基本的な考え方の復習を行い、
参加者の全身を皆さんでざっと評価していき、
実際に介入を行いながら、
その方が抱える声や体の問題の原因を予想し、解決していきました。
(声の問題といっても原因は様々です。)
またその過程で受講者の体の使いかたに関してそれぞれ課題をお伝えし、
課題に応じたセルフワークを行っていただき、その場で変化を感じて頂きました。
どんな変化かと言うと、
・立位姿勢が楽になった
・触診の時に自分の腰や肩がキツくない
・呼吸の時の相手の肋骨の動きを感じられる
・触っただけでも相手の筋が緩む
などなど
実際にセラピストの体の使い方が変わるだけで
徒手的介入時の結果はかなり変わります。
また自分の体が変わることで、自分が行った評価の誤りにも気付けましたね。
皆さんが抱える課題はそれぞれ異なるため個別にワークを行っていきます。
これが少人数で開催する大きなメリットです。
今回、初めてお伝えした「体を劇的に安定させる呼吸法」も皆さん上手くできており、
(一般的な深呼吸では体は安定しにくいんです。私自身これを知るまでは体が不安定になる深呼吸をしていました。)
気がついたら皆さん自動運動の誘発がとても上手くなってましたね!
また一ヶ月後が楽しみです。
一年後はどの様に進化しているでしょうね♪
さて講師をした翌日、私は受講生でした。
薬院から北九州へ移動し、
病院勤務時代に大変お世話になったボバースの国際インストラクターである渕先生の元で「上肢・手の評価、介入」についてのセミナーを受講してきました。
いつもはPTさんの中で学ぶ事が多いのですが、
今回はやはりOTさんばかり♪
大変楽しく学ばさせていただきました。
リハ医学会の夜に参加させて頂いたSkypeでの「視覚機能の発達」についての勉強会以降、視覚機能について学ぶ機会が自然と増えたのですが、
今回も視覚や発達の話を多く聞くことができやはり、それらを学ぶときなんだな~と実感。
また、よくわからず筋を触っていた病院時代から
しっかりと刺激に対する反応を捉えられるようになってきた今
病院勤務していた時から数年経って改めて実技を行って、
自分の成長を感じる事ができました。
また来月も学んできます!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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(STセミナー予定)
5月20日、21日 福岡 終了
7月1日、2日 大阪 残り7名
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9月30日、10月1日 札幌 7月より申込み開始
10月14日、15日 仙台 8月より申込み開始
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(過去開催したセミナー)
・言語聴覚士むけSTセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
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