~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐

20歳で口蓋化構音が見つかり試行錯誤しながら克服。口腔外からの舌調整法やS-R touchを通して口腔顔面の持つ可能性を探求してます。 特技は瞬間発音調整、楽器演奏時の舌の動きの瞬間調整。

舌の調整ワークショップ in居酒屋さん

口腔外からの舌の調整法を通して多くの気付きがあり、私自身とても驚いています。

 

今日はそんな驚きリストの中でもこれは面白いなぁと思ったことをシェア♪

 

「健常者であっても口腔期で舌をきちんと使えていない」

 

舌の調整後に前屈しやすくなったり、歩行時の足の上りが軽くなったりという変化がある事については以前お話しましたが、そもそも舌が変化する事で食べる時になにか変化がないのだろうかと思いさっそく実験。

 

クッキーなど固形物を舌の調整前後に食べてもらうと、健常者であっても明らかに調整後に舌の動きに変化を感じる方が意外と多いのに気づきました。

 

まず最初に感じるのは「口の中に舌がしっかり存在している」という感覚。

 

そして「舌の位置が自然と高くなっている」こと。

 

さらに食物が口腔内に入ってきた時に、「しっかり舌が動いている」こと。

 

ちなみに私自身も自分の舌を調整して食べてみると、こんなに舌が使えてなかったのかと思うほど、食べた後に舌が疲れました。

 

おそらくこれまで使えてなかった舌の筋肉をフル稼働させた結果じゃないかなと考えています。

 

舌の調整後は食べること自体が舌のトレーニングとなります。

 

という事で昨夜は、愛知から福岡に来ていたPTさんと居酒屋でおいしいものを食べながら熱く語っていたので、もつ鍋の〆のちゃんぽん麺を使用し、舌の調整ワークショップを開催(笑)

 

調整の時に口を開ける必要もなく、1分もあれば十分なので場所を選ばないのはメリットですね。

 

今までいろんな体感型ワークをしてきましたが、舌の調整ワークショップは一番面白くて、STっぽくて(←ここ大事)好きです。

 

これから一緒にご飯食べに行った際に突然、舌の調整ワークショップが始まったらぜひお付合いください♪

 

本来の舌の動きを思い出すきっかけになると思います♪

 

 

 奥住啓祐

 

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