~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐

20歳で口蓋化構音が見つかり試行錯誤しながら克服。口腔外からの舌調整法やS-R touchを通して口腔顔面の持つ可能性を探求してます。 特技は瞬間発音調整、楽器演奏時の舌の動きの瞬間調整。

舌が暴れる方はいませんか?

ここ2カ月の気付きの連鎖が面白い

 

久留米の歯科医院へいくたびに赤ちゃんや子どもたちから課題をだされる。

 

最近だったら、
舌を前に出したとき、
舌が細くなり、上方向に反り返る。

 

さぁ、どうする。

と考えていると全然関係ないところで気付きがおこる。

 

課題にこたえられたと思ったらまた課題。

 

テニスの王子様
「まだまだだね」というリョウマ君の言葉が聞こえてきそうです(懐かしい)。

 

口腔へのアプローチをまとめては一旦壊しての連続。

 

この前の子どもの発達とリハビリ研究会でもいろんな方から課題をもらいました。

 

過去の外傷と舌の関係はほんと面白かったし、

舌にふれると連合反応のように全身が固まっていく方も素晴らしかった。

 

これらは座学ではなかなか伝わりにくい部分で、
一回施術すると全く同じ反応はでないので一期一会。

 

実際にその場にいた方は幸せです。

 

全国どこで口腔研修を行っても開催地関係なく 参加してくれるマニアックなSTさんが数人いますが、そんなSTさんはこの一期一会の学びが楽しいと話してくれます。

 

こうやって一人一人から気付きを頂き、
今作っている口腔プログラムで上手くいかずもがき壊し新しく構築する。

 

臨床で2番目におもしろいのは、上手くいかないとき。
そんなときはチャンス。

 

子どもの発達とリハビリ研究会のワークショップの時に僕が会場を歩きながら

 

「面白い人いませんか~」

 

と連呼してましたが、これは自分自身、新しい口腔の反応と出会い、そこからの気付きが欲しくて自分でハードル上げてるんです。

 

そんな一期一会から生まれた
「重心誘導を利用した舌の可動域トレーニング」。

 

予想以上に面白く、臨床でもかなり応用がききます。

 

今年の名古屋、浜松の研修ではOral ①の実技に入れましたが、これは今後も進化していくと思います。

 

急遽、7・8月 大阪で研修することになったのですが、その時までにさらに進化させて実技に入れていきます。

 

またどんな出会いと気付きがあるか楽しみです(*´ω`*)