~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐

20歳で口蓋化構音が見つかり試行錯誤しながら克服。口腔外からの舌調整法やS-R touchを通して口腔顔面の持つ可能性を探求してます。 特技は瞬間発音調整、楽器演奏時の舌の動きの瞬間調整。

自律神経について学ぶ

言語聴覚士の奥住啓祐です。
今年のSTセミナー福岡会場について申込みを開始しています。

実技を中心に行うため少人数制となっています。

興味のある方はお早めに申込みください。


詳細は以下よりご確認ください。

st-keisuke.hatenadiary.jp

 

 

4年前程から自律神経についての勉強を始めました。

特に去年は自律神経や循環機能の機械による測定や

徒手的な自律神経機能の調整法を学び、

自治体担当者の方や福祉関係の方々に「自律神経の見える化の意義」についての講演も行わさせて頂きました。
 
大学時代はそれ程、重要性を理解していなかったのですが、

ここ数年、全国的にも「ストレスと自律神経の関係」という視点から

注目されてきましたね。

 

2014年6月25日に公布された改正労働安全衛生法には

ストレスチェック制度が盛り込まれ、

事業者が労働者に対して行う、

心理的な負担の程度を把握するための検査と面接指導の実施等が義務づけられました。

 

大学時代、当然自律神経については学んでいるのですが、

全身の解剖学や生理学と同様に

自分の頭の中で臨床と関連づけできていませんでした。

 

その様な状態でしたがここ数年多角的に学んでみて

自律神経と関連する大事なポイントは

・患者さんのリスク管理

・自分の体調管理

・筋出力抑制という視点

だと考えています。

 

この前の土日に、自律神経についての講義を聴いてきましたが、

思ってた以上に光からの影響が大きいという事が分かりました。

 

しっかり朝日、夕日をあびることが睡眠の質に関わること

パソコンやスマホの光が体に与える影響など

 

自律神経にとって良いことは取り入れて

自律神経のバランスを乱すものはなるべく避けるようにしたいものです。

 

認知症の方に対する光からのアプローチの研究も行われ成果を上げているそうです。

 

まずは自分の体で人体実験をして

いろんな変化を体感してみたいと思います。

 


 
 
 

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今年も全国で
言語聴覚士のためのSTセミナーを今年も開催予定です。
5年目の今年はどのような内容になるでしょう
 

st-keisuke.hatenadiary.jp


(STセミナー予定)
5月20日、21日 福岡県

 

他決まり次第公開していきます。
 
(ST受講者の声 13年目 言語聴覚士)
私自身、疲れてくるとむせたり、飲み込みにくく舌骨上筋群の硬さが辛かったのですが、2日間のセミナーが終わる頃には、硬かった緊張も緩み、楽になりました。
臨床では以前から、〇〇が出来ないから〇〇の訓練をすることに疑問を感じていました。セミナーを受け、少しは胸から上だけでなく、体全体を見れるようになったのでは。体の事に関心がもてたのでは?PT.OTとも話ができるかな。
また効果が短時間で出たことは驚きました。人数もちょうど良く、先生が丁寧にまわって教えてくれたこと、先生のスピリチュアル的な話が聞けたことも良かったです。
 
(6年目 言語聴覚士
セミナー受講前は筋を触ることに抵抗があった。PTさんと患者さんについて議論する自信がなかった。身体と声、嚥下の分析ができないことなど困っていた。
今回、まず「考え方」の練習をいっぱい出来たことで、評価していく視点が明確になった。また効果を”自分の体”で実感出来たことは期待以上でした。
 
[ 9年目ST]
構音障害のある方に対して、教科書的な訓練を行っていましたが、良くなりきらない方が多く、あまり手応えを感じにくい状態でした。
今回のセミナーは自身の考え方ががらりとかわる内容でした。すぐにでも臨床に試したい内容で明日からの仕事が楽しみになりました。
自分自身の声や姿勢が変わった事、自身の腹部を意識できた事、もっと体の動きや変化に意識を向けなければならないこと、視点が変われば様々なアプローチがあることなどの事を実感できました。
 
奥住啓祐
言語聴覚士 メンタルヘルス
 
過去開催したセミナー
・STセミナー(呼吸発声編、摂食嚥下編、セラピストの体作り、頭蓋)
社会福祉法人の職員むけ研修(摂食嚥下、失語症
・デイサービスの職員向け研修 (サービスの質向上のためには)
訪問看護ステーションの職員向け研修(摂食嚥下障害)
・訪問STについて
・疾病予防について
・自律神経の見える化の意義
・自律神経調整法について
パーキンソン病と摂食嚥下障害