~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐

20歳で口蓋化構音が見つかり試行錯誤しながら克服。口腔外からの舌調整法やS-R touchを通して口腔顔面の持つ可能性を探求してます。 特技は瞬間発音調整、楽器演奏時の舌の動きの瞬間調整。

福岡口腔研修

 

名古屋、浜松での口腔研修が終わりました。

 

10月、11月は福岡での口腔研修です。

スケジュールはHP「口腔機能の探求」に公開しています。

site-1363555-8827-3743.mystrikingly.com

 

また11月はPTOTSTコラボ研修も控えておりとても楽しみです。

 

皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

PT,OT,ST コラボセミナー

 

 今回なんと、PT小松さんBRIDGE代表講師:https://fjbridge.xyz/)、OT石田さん(ASRIN代表:http://seminar.asrin.nagoya/seminar.php)とコラボ研修を行うことになりました。

 

 お二人とも全国でリハビリ職種向け、病院など向けに研修を行っているセラピストで、言語聴覚士を対象にした研修も定期的に開催しているのでご存知の方も多いと思います。

 

 以前からお二人とお会いしたいなと思っていたのですが、先日、名古屋で3人で会う機会ができたんです。3人とも全国飛びまわっていることが多いのでホントにラッキーでした。 

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*飲みすぎました。

 

 ふらふらになりながらも2次会はハンドリングカラオケ。

 

 実は僕自身お二人の研修会にいまだに参加できてなかったので、参加したいですって伝えたら「一緒に研修しましょう!」と即答。

 

 いろんな職種の方が言語聴覚士などリハ職向けに研修を行っていますが、多職種での研修会は殆ど聞きませんし、以前からやりたかったことの1つでしたので、即答で「やりましょう!」とお返事。

 

 今回は「PT,OT,ST で考える食事動作」をテーマに2日間の研修を行います。

 

 11月23日24日で場所は横浜!

 

 

 ぜひ職場のPT,OT,STさん一緒に参加頂き、連携のキッカケになると嬉しいです。

 

それではコラボ研修の主な流れです。

 

11/23(土)


①10:00〜12:30 PTの立場から
小松 洋介

(BRIDGE代表講師:https://fjbridge.xyz/
「座位姿勢と舌骨・甲状軟骨の位置・運動への影響と摂食・嚥下を考慮した車椅子座位のポジショニング」

 

②13:30〜16:00 OTの立場から
石田 匡章

(ASRIN代表:http://seminar.asrin.nagoya/seminar.php
「食事動作に必要な上肢の使い方とアプローチ〜五感の協調と姿勢を考慮して〜」

 

11/24(日)


①10:00〜12:30 STの立場から
奥住 啓祐(SEO財団課長)
「咀嚼・嚥下のための舌の評価とアプローチ」

 

②13:30〜16:00
グループ実技
PT・OT・STで協力して実践する
食事動作に必要な機能の評価と介入

 

❀ 申込み ❀

コラボ研修は下記のページより申込みください。

https://pro.form-mailer.jp/lp/d99deaa5176276

 

またホームページ「口腔機能の探求」では名古屋、浜松の口腔研修のスケジュールを公開しています。秋以降、福岡、沖縄などの予定も調整していきます。
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S-R touchのホームページが完成しました

 

ようやくホームページの完成です。

これからも少しずつ手を加えながら、

より分かりやすいホームページにしていきたいと思います。

 

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口腔機能についての記事も配信しています。

 

ブログ記事の下部に読者登録フォームがあります。

そちらより登録して頂きましたら、ブログの更新情報や研修情報を

いち早くお届けさせて頂きます。

 

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他の地域の研修日程も徐々に公開していきます。

お楽しいに(^^)/

舌が暴れる方はいませんか?

ここ2カ月の気付きの連鎖が面白い

 

久留米の歯科医院へいくたびに赤ちゃんや子どもたちから課題をだされる。

 

最近だったら、
舌を前に出したとき、
舌が細くなり、上方向に反り返る。

 

さぁ、どうする。

と考えていると全然関係ないところで気付きがおこる。

 

課題にこたえられたと思ったらまた課題。

 

テニスの王子様
「まだまだだね」というリョウマ君の言葉が聞こえてきそうです(懐かしい)。

 

口腔へのアプローチをまとめては一旦壊しての連続。

 

この前の子どもの発達とリハビリ研究会でもいろんな方から課題をもらいました。

 

過去の外傷と舌の関係はほんと面白かったし、

舌にふれると連合反応のように全身が固まっていく方も素晴らしかった。

 

これらは座学ではなかなか伝わりにくい部分で、
一回施術すると全く同じ反応はでないので一期一会。

 

実際にその場にいた方は幸せです。

 

全国どこで口腔研修を行っても開催地関係なく 参加してくれるマニアックなSTさんが数人いますが、そんなSTさんはこの一期一会の学びが楽しいと話してくれます。

 

こうやって一人一人から気付きを頂き、
今作っている口腔プログラムで上手くいかずもがき壊し新しく構築する。

 

臨床で2番目におもしろいのは、上手くいかないとき。
そんなときはチャンス。

 

子どもの発達とリハビリ研究会のワークショップの時に僕が会場を歩きながら

 

「面白い人いませんか~」

 

と連呼してましたが、これは自分自身、新しい口腔の反応と出会い、そこからの気付きが欲しくて自分でハードル上げてるんです。

 

そんな一期一会から生まれた
「重心誘導を利用した舌の可動域トレーニング」。

 

予想以上に面白く、臨床でもかなり応用がききます。

 

今年の名古屋、浜松の研修ではOral ①の実技に入れましたが、これは今後も進化していくと思います。

 

急遽、7・8月 大阪で研修することになったのですが、その時までにさらに進化させて実技に入れていきます。

 

またどんな出会いと気付きがあるか楽しみです(*´ω`*)

舌尖がじわっと

 

前舌の緊張が低く、
舌尖の形もあいまい。

 

そんな伸びしろたくさんな受講者も、

無意識下の知覚探索能力を応用した舌の可動域トレーニングのあとに舌尖の動きを誘導していくと、

 

じわ~~っと舌尖が伸びてくる。
その感動的な瞬間を受講者と一緒に体験できた福岡 Oral 研修②。

 

舌の機能を引きだすコツは、

 

「舌をおさない、引っ張らない、頑張らせない。」

 

舌へのふれ方はとても大切です。

 

今回も言語聴覚士歯科医師の皆さん、長崎、大分、奄美大島、大阪など遠方よりご参加いただきありがとうございました。

 

実技指導を行うなかで舌と姿勢のことや、刺激に対する身体の過剰反応を示す方へのTouchなど個人的に気付きが多くあり、

 

今週末の名古屋、浜松のOral ①までにスライド4枚は追加したいと思います。

 

また次のOral ③も楽しみですね(*´ω`*)

名古屋 口腔研修 1名追加募集中

6月8日(土)に開催します名古屋での口腔研修ですが、

1名追加募集を行います。

 

名古屋での研修は5年目。

毎年、少しずつリピーターの方が増えており、

ありがたいことに今年は受講者の7割くらいの方がリピーターとなりました。

新規受講の枠が少なくなっていますので、ぜひこの機会にご受講ください。

 

研修の詳細は以下のページからご確認ください。
www.pt-ot-st.net

S-R touch Oral

食べること、話すことの土台となる口腔。
今回の研修は特に舌に対して効果的にアプローチを行いたい方にお勧めです。

研修でお伝えする実技はすべて、セラピスト自身がセルフでも行うことが可能です。
ぜひご自分の口腔機能を高めるためにご活用ください。

福岡の他に大阪(5月)、名古屋(6月)での開催を予定していましたが、
現在、福岡会場以外はすべてキャンセル待ちとなっております。

 

5月3日現在、福岡会場 1日(土) Oral① キャンセル待ち、2日(日) Oral② 残り2名となっております。


研修内容
・食べるとき、話すときの人による戦略の違いを知る。
母音の発音、口をあけるなどの基本的な活動も、
どの様に行っているかは健常者であってもことなります。
実際に受講者の皆さんで話すときなどの戦略の違いを評価していきます。

(関連記事:正常という思い込みからの脱却 - ~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐 )

・舌の無意識の戦略を評価する。
口腔内は大変繊細です。舌に手がふれる前から様々な反応を返しており、
その反応から舌の得意な戦略(運動方向など)を評価します。
この評価からだけでも、発音や嚥下にとって不利な口腔の反応パターンが見えてきます。

・舌へのtouch
本来、口腔内において舌は様々な方向(左右、前後、上下など)へ動けますが、
実は健常者であっても下顎や頸部など様々な部位で代償しながら舌を動かしています。
驚くことに、提舌をするさいに腰で代償している方もいらっしゃいます。
研修では舌が楽に動ける範囲の評価を行いますが、受講者の中には「舌が殆ど動けない」方もいらっしゃいます。
そういう方の場合、日常生活において食べること、話すことに関する悩みを持っている場合が多いです。
実際に舌にふれながら、舌が楽に動ける運動方向、可動域を広げていきましょう。
受講者同士で実技を行いますが、皆さんその場で痛みなく、舌の可動域が広がる体験ができ、そのまま臨床でも活用できる内容となっています。

・口腔外から舌へアプローチ
苦手な音を発音しているとき、舌などが力みます。
しかし活動時に口腔内を触ることはできないため、多くのセラピストはこの活動時の力みに悩んでいます。
今回、この口腔内の活動時の力みを軽減することを目的に作ったアプローチをお伝えします。
ノンバーバルなアプローチなため、言語理解力の低下がある方に対しても活用できます。

(関連記事: 発語失行と舌の調整 - ~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐 )


楽器演奏時に行うと、アプローチを行った瞬間に音色が変化することがあります。

(関連記事:舌と発音とタンギング (トランペット) - ~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐


・赤唇へのアプローチ
口唇周囲の動きを引き出す際に赤唇は大変重要な働きをおこないます。
実際に赤唇へのアプローチ前後で動きの変化を体感しましょう。
特に「食事介助場面でスプーンを噛んでしまう方」には効果的です。

・舌の機能を阻害するtouchと機能を引きだすtouch
研修ではガーゼで舌を包んでストレッチを行ったり、痛みの出るようなtouchはしません。
ご自分の筋収縮を使って、楽に舌が動ける可動域が広がるように舌に優しくふれながら動きを引きだします。

そのための舌の触り方にはコツがあります。

多くのセラピストはタッチの圧が強く、それでは舌の反応を引き出せません。
いろんなワークを通して、舌の機能を引きだすtouchを習得していただきます。

これらの基本的な実技をベースに研修2日目では
舌へのtouch、口腔外からの舌へのアプローチの応用方法をお伝えします。

・嘔吐反射が強いケース
・舌の上方への可動域の広げ方
・舌尖へのアプローチ
・軟口蓋へのアプローチ
・口腔外からのアプローチを応用した「さ行」の訓練

など現場でより効率よくクライアントの機能を引きだす活用方法をお伝えします。

近年、口腔顔面に対して姿勢からアプローチを行う研修が増えていますが、
口腔へのアプローチ後にも上肢や下肢の機能は変化します。

実際に研修では口腔へのアプローチ前後の歩行の変化も検証していきます。

口腔機能の大切さ、面白さを一緒に学びましょう。


福岡会場 Oral①②
・2019年6月1日2日(土日)10:00~16:00
・福岡市中央区薬院
・受講料 2日間 32,400円(税込み)
・定員 1日(土) Oral ①  キャンセル待ち

     2日 (日)Oral ②  キャンセル待ち

 

       ホームページ「口腔機能の探求」が立ち上がりました。

 

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