~口腔機能の探求~ 言語聴覚士 奥住啓祐

20歳で口蓋化構音が見つかり試行錯誤しながら克服。口腔外からの舌調整法やS-R touchを通して口腔顔面の持つ可能性を探求してます。 特技は瞬間発音調整、楽器演奏時の舌の動きの瞬間調整。

S-R touch Oral

現在、福岡、大阪、東京

すべてキャンセル待ちとなってます。

 

人によって歩き方が様々であるように、
私たちが特に意識することなく行っている発音の仕方、食べ方も人によって、その活動をどのように行っているのかという「動きの質(戦略)」は異なります。

例えば日本語の母音「い」と「え」。

2つの母音を「いえいえいえいえ」と発音する際、
「い」と「え」どちらの音を発音する時に舌の位置がより前にありますでしょうか。

書籍などでは「い」「え」「あ」の順番で舌の位置は後方へ移動するとありますが、意外と「え」「い」「あ」という順番で舌の位置が前方から後方へ移動する方も多いです。

母音レベルでも舌の使い方にバラツキがあるのです。

もともと舌をどの様に使って発音するのか習って話すことを赤ちゃんの時に習得するわけではないので戦略にバラツキがあるのは当然なのですが、

食べる際、話す際に理想的な口腔の筋の使い方から大きく異なる戦略をされている方の場合、

特に病気をしたわけではなくても、
発音のしにくさ、声がかすれる、むせやすい、錠剤がのみにくいなどの食べること、話すことに関わる悩みを持っている方もいます。

多くは「年のせい?」と思われがちですが、そもそもの口腔の筋の効率の良い使い方を再学習すると上記のような悩みは解決する場合が多いです。

S-R touchでは日ごろ無意識に行っている活動において、
その動きの質へアプローチしていきます。

私自身、S-R touchを
赤ちゃんや子どもさんへのケア
成人~高齢者の方の口腔へのアプローチ
脳血管疾患や進行性疾患などの方へのアプローチ
楽器演奏者の口腔へのアプローチ
など様々な方へ応用しています。

食べること、話すことの両方を支える舌や口唇。
それらの活動場面における無意識の戦略を、
touchを通して再学習を促すアプローチができるよう、
基本的な考え方についての講義と実技を中心に進めていきます。


内容
・食べる、話すときの戦略の個人差を知る。
・S-R touch level.Ⅰ~Ⅱの考え方の基礎と実践。
・S-R touch の口腔への応用。舌の無意識の戦略を評価する。
・S-R touch の口腔への応用。口腔外から舌へアプローチ。
・S-R touch の口腔への応用。舌へ直接触れるアプローチ。
・S-R touch の口腔への応用。上顎粘膜への口腔内外からのアプローチ。

福岡会場
4月21日(日)10:00~16:00
福岡市中央区薬院 薬院大通り駅から徒歩5分
15,000円(税別)
*福岡は他の地域と料金がことなります。

 

大阪会場

月1日(金)10:00~16:00
決まり次第おしらせします。
18,000円(税込み)

 

東京会場

月21日(木)10:00~16:00
神田駅近く
18.000円(税込み)

対象
口腔に関わる専門職

定員 先着 10名(3会場すべてキャンセル待ち。)

申し込み
前、所属、所有資格を明記の上、下記アドレスまで連絡をお願いします。

seo.stseminar@gmail.com
メールの件名は「研修会場 + Oral」で宜しくお願いします。

担当:奥住啓祐(言語聴覚士